エンパシーマップの作成手順とは?
By NNgroup · 2024-03-11
エンパシーマップの作成手順とは、UX実践者にとって重要なステップです。エンドユーザーの感情や行動を理解し、チーム間で共有するための具体的な手順を解説します。
エンパシーマップとは?
- エンパシーマップとは何ですか?
- ユーザーエクスペリエンス(UX)の実践者として、エンドユーザーをどのように表現するかを伝えることは私たちの責任です。
- ただ、それは言うほど簡単なことではありません。
- エンパシーマップは、協力して描くことのできる視覚化ツールであり、エンドユーザーのイメージを、チーム内で共有することを可能にし、その情報を他者にも伝えることができます。
- その利点は二つあります。
- まず、共有理解を築くために活用できます。つまり、皆が同じようにユーザーに ついて考え、参照することができるようになります。
- そして、意思決定にも活用できます。
エンパシーマップとは?
伝統的な共感マップの四つの領域について
- 伝統的な共感マップは、デイブ・グレイによって広められ、四つの領域に分かれています。
- 最初の領域は「言う」というものです。これが一番簡単です。
- これはユーザーが文字通りに言うことです。インタビューであったり他の人に対してであったりします。
- 次に「考える」があります。「考える」は少し難しいです。内部の思考が「考える」です。
- ユーザーが特定のタスクや目標を達成する際に何を考えているのか。
- そして最後に「する」があります。これは行動です。
伝統的な共感マップの四つの領域について
ユーザーの感情マッピング
- 最後に、「feels(感情)」です。
- 「feels」はユーザーがそのタスクを遂行しながら抱く感情です。
- 彼らがいつイライラしているのか?
- 彼らが興奮しているのはいつか?
- プロセス全体で最も摩擦を感じているのはいつか?
- 感情マッピングは一人で行うことも、グループで行うこともできます。
- その真の利益は他の人と協力して行うことから得られます。
- 始めるための5ステッププロセスを提案します。
ユーザーの感情マッピング
エンパシーマップ作成の手順
- 最初のステップは:範囲と目標を定義することです。00:01:27.390 --> 00:01:30.810
- ユーザーが誰であり、どのようなタスクを達成しているかを決定します。
- 次に、実際のエンパシーマップを作成するために使用する資料を収集します。00:01:30.810 --> 00:01:35.880
- これは大きなポストイットと小さなポストイット、シャーピーを使用するか、またはMuralやRealTimeのようなツールをリモートで使用することができます。
- 番号3:調査を収集します。00:01:35.880 --> 00:01:41.470
- エンパシーマッピングは定性的なアプローチであり、定性的な方法が必要です。00:01:41.470 --> 00:01:45.570
- インタビューや直接観察、文脈に即した調査など、質的な方法が必要です。
エンパシーマップ作成の手順
利用するためのエンパシーマップ作成手順
- 調査を元にエンパシーマップを作成する際の手順について、以下の重要なポイントを抑えます。
- まず第一に、チーム全体で共有できるリサーチの実施が重要です。そのリサーチはさまざまな方法で行うことができます。たとえば、ユーザーインタビュー、アンケート調査、日誌の研究などが考えられます。
- 第二に、リサーチ結果をもとに、グループでエンパシーマップを作成するためのステップが重要です。
- 第三には発散し、チーム全員がリサーチ結果を読み、エンドユーザーのさまざまな行動、思考、感情、発言を生成することが求められます。
- そして、第四には、それら異なるアイデアを収束させることで、似たような考えをまとめてテーマとしてまとめます。
- 最後に、利用者が誰なのかを伝えるために、共有できるユーザービジュアルを作成することが求められます。このビジュアルは自分だけでなく、チーム全体や組織全体でも利用できるようにします。
利用するためのエンパシーマップ作成手順
Conclusion:
エンパシーマップ作成手順についての理解が深まりました。これにより、UXデザインチームはエンドユーザーの感情や行動を共有し、より良い意思決定を行うことができます。